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水野祐弁護士の「情熱大陸」を視聴して

書評 弁護士業界

シティライツ法律事務所代表・水野祐弁護士の情熱大陸、昨晩しっかり視聴させていただきました。

 水野先生のご活躍は以前から存じあげていたつもりですが、普段のお仕事やそれに対する想いを映像としてあらためて目の当たりにすると…いやはや、「かっこいい!」の一言に尽きますね。ルックスもそうですが、何より生き方がかっこいい。

以下のように、グサグサと胸に刺さってくる言葉も多かったです。

  • 「いいものはいい、OKなものはOKだと、言えるような空気を作っていかないと。」
  • 「『法令遵守法令遵守』って言うけど、それって『思考停止』の言い換えじゃないの?」
  • 「法律の答えは言えますよ?これやっちゃダメって。でもこのカルチャーとかビジネスにおいて、もっと踏み込むべきところもあるんじゃないかって。そこが一番楽しいというか、面白みのあるところですね。」
  • 「世の中にあまりにも"良いもの"が沢山あるっている感覚があって、新しいものを生み出している人をサポートしたいっていう気持ちがありますね。それはなんでかっていうと、自分がそういうものを見たいから。で、沢山"良いもの"が出てくる、そういう世の中になってほしいと思うから。」

何より印象に残ったのが、相談者の作品を見ているとき、水野先生が目をキラキラさせて本当に楽しそうにしていたこと。その表情から、水野先生はアートやカルチャーが本当に好きで好きでしょうがなくて、自然な流れで今のお仕事のスタイルにたどり着いたのだということがよく伝わってきました。好きでやっているからこそ、まだお若いにもかかわらず、この分野のトップランナーになれたのだと。

 

最近薄々と感じているのは、専門分野に対する興味の根源が、特定の社会事象への興味や問題意識にある人は強いなということです。

私のような法学部→ロースクール→司法修習と"純粋培養"されてきた人は、ともすれば「会社法に興味があるから企業法務に」「刑事系が得意だから検察官に」「知的財産法に知財ローヤーに」という風に、法分野そのものに対する興味関心から自分の専門分野やキャリアを考えてしまいがちな面があるように思います。

しかし、そうではなくて、法分野以前の生の社会事象(水野先生でいうならアートやカルチャー)に対する「好き」「面白そう」からキャリアを考えられる人は成長が早いような気がします。まさに「好きこそものの上手なれ」で、何事もそれが好きで好きでしょうがなく、困難を困難と思わずにやっている人には敵わないのだと思います。

 

さしあたり自分にとっての「好き」「面白そう」はファイナンス・金融ですが、水野先生と同じくらいのレベルで没頭できているか、その分野の(法律家ではない)プレーヤーの人から真に信頼されるような仕事ができているか、常に自問しながら日々の業務に励んでいきたいと思いました。